代表的な相談窓口について

都道府県や市区町村には、さまざまな相談窓口があります。ここではいくつか、代表的な相談窓口について紹介します。

①お金や仕事、住まいに関する困りごと:
福祉事務所、自立相談支援機関、ハローワーク

福祉事務所(生活保護に関する課)では生活保護の申請ができます。自立相談支援機関では、お金のことや仕事のこと、住まいのこと、その他、生活の中で困っていることについて相談することができます。ハローワーク(公共職業安定所)では、就職の相談をしたり、仕事の紹介や職業訓練の案内を受けることができます。

②妊娠や出産、子育て、児童虐待に関する困りごと:
子育て世代包括支援センター、保健センター、保健所、市区町村の子育て支援に関する課、児童相談所、教育センターなど

妊娠中や産前産後、子育て、児童虐待、子どもの学校生活などにおけるさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。妊娠・出産・子育てに関する支援制度やサービスの紹介、利用するために必要な申請などの手続きのサポートも受けることができます。

③高齢や介護の困りごと:
地域包括支援センター、市区町村の介護保険に関する課

高齢や介護に関するさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。高齢のご本人からだけでなく、家族からの相談も受け付けています。介護保険サービスの紹介や利用するために必要な申請などの手続きなどについても対応しています。

④障害に関する困りごと:
市区町村の障害福祉に関する課 市区町村が行う障害者相談支援事業、基幹相談支援センター

障害を抱えながら生活をするご本人、ご家族がさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。必要時、適切な機関の紹介をしてもらうことができます。障害福祉サービスを利用するために必要な申請の手続きなどについても対応しています。

⑤心の問題や病気に関する困りごと:
精神保健福祉センター、保健所など

心の問題や病気に関するさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。家族からの相談も受け付けています。アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存などの専門相談窓口もあります。